最近読んでよかった本5選|仕事・育児・自分を整える読書記録

目次

はじめに

仕事・副業・育児と、毎日が慌ただしく過ぎていく中で、「本を読む時間」は、私にとって自分を見つめ直す貴重な時間です。ここでは、最近読んで「本当に良かった」と思えた本を5冊紹介します。

ジャンルはバラバラですが、すべて“自分の考えや行動に変化を与えてくれた本”ばかり。読者の方にも「今の自分に効く1冊」が見つかれば幸いです。


1. メモの魔力(前田裕二)

この本を読むまで、私は「転用する」という視点を持っていませんでした。頭の良い人は記憶力が良いとか、勉強ができると思っていたのですが、よく観察すると「転用力」が圧倒的に高いことに気づいたのです。

たとえば、仕事で学んだことを育児に応用したり、人間関係の中で得た気づきをブログ運営に活かしたり。そうした“応用力”こそが成果を分けるのだと実感しました。

この本を読んでから、私はメモ帳を常に持ち歩くようになり、最低でも週1回は「転用メモ」を書くようにしています。メモを取る習慣があるだけで、日々の出来事の「解像度」が一段上がった感覚があります。


2. 7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー)

この本は大学時代から繰り返し読んでいる“人生の教科書”のような一冊です。最近改めて響いたのは、「人格を磨く」ことの大切さでした。

朝活やスキルアップに熱中するあまり、私は“収入を上げること”ばかりに意識が向いていたのですが、それはあくまで手段。目的は「家族と幸せに暮らすこと」だったはずなのに、怒りっぽくなったり、余裕がなくなっていた自分に気づかされました。

この本を通じて、「仕事は人格の延長である」という言葉が胸に残っています。外に求める前に、まず自分の中を整える努力をしていきたいと改めて感じました。


3. 屁理屈なし 社長のための時間の使い方(ダン・ケネディ)

「時間=命」。このシンプルで痛烈なメッセージが心に残っています。

この本で特に実践しているのが、“自分の欲しい収入を時給に換算して考える”という視点です。

たとえば、月収100万円を目指すなら時給は約5,000円。では、スマホでリールを1時間眺めるその時間は、時給5,000円の価値があるか?と問われると、ハッとします。

もちろん、リラックスも大事。ただ、意図せず「なんとなく使ってしまう時間」を意識するようになったことで、ブログ執筆の集中力も上がり、「この時間は未来の自分のため」と思えるようになりました。


4. 睡眠の常識はウソだらけ(三島和夫)

元・睡眠業界の営業だった私にとって、この本は固定観念を壊してくれる一冊でした。

「7時間睡眠が健康にいい」という常識の裏にある統計的なトリックや、睡眠の質と量の関係を科学的に見直せたことで、自分に合った睡眠スタイルを模索するように。

実際に今は、5時間睡眠+朝活の生活スタイルに移行し、日中のパフォーマンスも維持できています。もちろん体調との相談は必要ですが、“自分の感覚を信じる”ことの大切さをこの本が教えてくれました。


5. 残酷すぎる成功法則(エリック・バーカー)

「成功する人に共通する特徴は?」という問いに、これほどエビデンスベースで答えてくれる本は他にありませんでした。

特に印象に残ったのは、「たんぽぽと蘭」のたとえ。環境の変化に強く、どこでも育つたんぽぽ型と、繊細でハマると爆発する蘭型。この違いを遺伝子レベルで解説してくれて、自己理解が一段深まりました。

“成功”は一つの型ではなく、「自分の特性に合った環境を選ぶ」ことから始まる——この考え方は、副業や育児を通じて自分らしい人生を模索している今の私にぴったりでした。


おわりに

人生のどこかの場面で、ふと立ち止まって「このままでいいのか?」と思うときがあります。そんなとき、本は“対話のない先生”のように、そっと背中を押してくれる存在です。

今回紹介した5冊が、どこかで誰かの背中を少しでも押せたら嬉しいです。

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