静かなキーボードを探すあなたへ:RealforceとK780を体験して分かったこと
キーボードの打鍵音が気になる場面は意外と多いもの。たとえば、家族が寝ている夜中の作業や、静かなカフェでのテレワーク。そんなときに、タイピング音が「気にならない」だけじゃなく、「心地よく静か」だと、疲れも軽減されますよね。この記事では、実際に私が長年使っている Realforce R2 と Logicool K780 を比較しながら、静音キーボード選びの本音レビューをお届けします。
なぜ“静音キーボード”が求められるのか?
私自身も気がついたら、「キーボードの音」に敏感になっていました。特に夜間の作業やオンライン会議中に“カタカタ”と響くうるさい音が気になると、集中力がそがれるんですよね。静音性って単に音が小さいだけでなく、「音質」が心地よいかどうかも大きなポイントなんです。
Realforce R2 と Logicool K780、特徴と違い
Realforce R2(静音モデル)
- スイッチ:静電容量無接点方式(45g)
- 接続:USB有線
- 価格:約20,000円
- 特長:押した瞬間の鮮やかな反応と、使っていて本当に疲れにくい感触。音も”スコスコ…”という吸い込まれるような静かさで、夜間作業も周囲に迷惑をかけませんでした。
Logicool K780
- スイッチ:メンブレン式
- 接続:Bluetooth / レシーバー併用
- 価格:約5,000円
- 特長:丸型キー&スタンド付きのユニークなデザイン。打鍵音が”ペチペチ…”とかなり控えめで、「静かで優しい」という印象が強かったです。スマホ・タブレットとの切り替えも簡単でデスクがすっきり整理できるのも嬉しいポイント。
Realforce R2の使用感:「期待以上の静音性」と「確かな打鍵感」
初めてRealforce R2を使ったときの衝撃は、いわゆる「静音キーボード」のレベルを超えた“質”の高さでした。タイピングで響く音はほとんどなく、むしろ自分の指先に集中できる静けさ。長時間のタイプにもかかわらず、手が疲れにくいことにも気づきました。夜中の会議でもキーボード音がマイクに乗らない安心感は本当に高評価です。
K780の使用感:「気楽に使える静かさが心地よい」
K780は、Realforceとは違って「静音性の高さ」よりも「ストレスの少なさ」が魅力でした。キーを押したときの”ペチッ”という控えめな感触が、長時間タイピングする中でも自然な打鍵感としてなじみます。また、Bluetooth切り替えの手軽さやスタンド機能で、スマホやタブレットを操作しながらタイピングする機会が多い私は、むしろこちらが手放せない存在になっているほどです。
Realforce vs K780:打鍵音・感触・使い勝手を比べてみて感じたこと
比較項目 | 私の実感 |
---|---|
打鍵音の質 | Realforce は“吸い込まれる静かさ”、K780 は“優しい控えめな音”。どちらも静かですが、雰囲気は全く異なります。 |
疲労感 | Realforce は手にしっかり反応が返るので疲れづらい。K780 は柔らかいので長時間でも親しみやすい。 ただし、それぞれキーボードの高さが異なるため、Realforce を使う場合はリストレストの使用をお勧めします。 |
価格とのバランス | Realforce は高価だけど、静音性と快適さに対するリターンは大きい。K780 は手頃でデザインや機能も考慮すれば満足度が高いです。 |

どんな人にどちらがおすすめ?
- 集中して作業したいプロの方や夜間作業が多い方には、Realforce R2。静音性と疲れにくさに価格以上の価値があります。
- リラックスしてタイピングしたい、スマホ・タブレットをよく使う人にはK780がぴったり。静かさも十分で、コスパも◎。
記事全体のまとめ
どちらのキーボードにも“静かさ”という共通点がありながら、使い心地や雰囲気にはっきりとした違いがあるのが面白いところです。「静音」といっても一つではなく、自分の好みや環境に合わせて選んだほうが、満足度も高まります。
あなたが「夜作業中に音が気になる」「スマホ連携を重視したい」というように目的がはっきりしていれば、Realforce R2でもK780でも、きっと期待を上回る体験が得られるはずです